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「大人の矯正歯科治療は子供に比べて骨も硬くて、歯が動きにくそう。いろいろ治療もしてあるから難しいのでは」と思っていませんか?確かに骨の代謝や適応能力という点では発育旺盛な子供にはかないません。しかし、あきらめるのは早いというものです。
矯正歯科治療による歯の移動は、ワイヤーやゴムによる矯正力を歯根膜と呼ばれる歯の根のまわりの線維に作用させることにより可能となります。むし歯の治療で神経がとってあっても、金属やセラミックの冠が被せてあっても、歯と歯を取り巻く(歯周)組織が健康ならば、何歳になっても矯正歯科治療を行うことはできるのです。また、すでに歯を抜いてしまったところがあったとしても、最適な方法を見つけて治療を進めていきますから、あきらめずにまずはご相談になってみてはいかがでしょうか・・・。矯正歯科治療はブラッシングやお口の中にゴムをかけるなどの患者様の協力なしには成り立たない治療です。大人の方の矯正歯科治療にかける前向きな姿勢は治療を成功に導くのに有効な要素と考えていますから、頑張ってチャレンジしてみてはいかがでしょう。 |
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矯正歯科治療を始める前に虫歯の治療は済ませておくべき? |
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矯正歯科治療を始める前にあらかじめ歯科治療を済ませてからこられる方がいらっしゃいます。もちろん日頃からの歯のメインテナンスは大切です。しかし、ちょっとお待ちください。矯正歯科治療では、症例によって歯を抜くことがあります。治療に通って貴重な時間と高額な治療費をかけた歯が抜歯の対象にならないとも限りません。急を要する治療の場合を除き、矯正歯科の先生と御相談されてからのほうがよろしいでしょう。 |
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親知らず(第三大臼歯)の問題は注意が必要です。親知らずは通常18から20歳ぐらいの年令で萌出してきますが、そのほとんどが萌出場所不足のため、炎症を起こす原因になるとも考えられているために、抜歯の対象となっています。矯正科に来院されたときにはすでに抜歯が済んでいることも多いのですが、現在の矯正歯科治療では第三大臼歯を使う治療方針をとることも珍しくありません。症例にもよりますが、第三大臼歯がないばかりに最適な方法を断念しなければならないというのはとても残念なことです。 |
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矯正科では第一に患者様の御希望を伺った上で、将来の具体的な「矯正歯科治療の目標」を立てていきます。その「目標」を達成するために今、どのような(歯科)治療が必要なのかを考えるのです。症例によっては始めから他科の先生との連携をとりながら治療計画を立てることもあります。目指す歯並びを実現するための、必要で最小限な治療に収めることが効率的だと考えていますから「いつかは矯正歯科治療を」とお考えの方は、まず、矯正歯科に御相談になってはいかがでしょうか? |
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「歯を削って治す矯正歯科治療」や「裏側からの矯正歯科治療」について・・・ |
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ブラケットが少し目立つことや時間がかかることなど、矯正歯科治療は大人にとって困難の連続と言えるかもしれません。しかし、特殊な場合を除いて「歯を削って歯並びを整える方法」は長い目で見て、歯に与えるダメージを考えるとあまりお奨めできる方法とはいえません。また、「裏側からの矯正歯科治療」についても同様です。かけがえのない大切な歯を整えるために、あなたは
”治療の経過” と ”治療の結果” のどちらについて重視されるのでしょう。矯正歯科治療で歯を並べることは決して簡単な作業ではなく、緻密で繊細な作業といえます。適確な矯正装置と技術により得られる治療の結果は歴然です。正確な歯並びを得るということの大切さはいうまでもありませんが、口元、横顔の自然で美しい変化について、ここであらためて見直されてみてはいかがでしょう・・・ |
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大人の方の矯正歯科治療も基本的には10代の方のものと変わることはありません。一般的な症例の動的治療期間(装置をつけて実際に歯を動かしている期間)は2年前後となります。しかし、中には複雑な症例や親知らずを使用するような症例がありますので、その場合には抜歯部位や治療期間が変わってきます。 |
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上顎の発達が良く、反対に下顎の小さい症例です。そのために上の歯が大きく前突しています。歯と顎の大きさの調和もとれていないために叢生も強く見られます。叢生を治すために上下左右4本の小臼歯の抜歯が必要です。さらに、前突している上顎を後退させ、下顎に合わせて咬み合わせを作るために上顎の歯を2本抜歯する治療方針をとりました。上顎の歯列には、あらたに萌出してくる親知らずを加えて並べる計画を立てました。治療後は、一般的な抜歯本数と同じ状態で終わることができました。 |
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| 治療開始時年令 |
22歳0カ月 |
| 抜歯部位 |
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代用 |
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| 予定治療期間 |
30カ月 |
| 治療期間 |
33カ月 |
| 治療結果 |
歯並びは整い、良好な咬み合わせとなりました。前突していた前歯は十分後退し、口を閉じるために力の入れられていた口元はその緊張も解け、きれいな横顔となりました。途中、齲蝕治療が必要となったため、治療期間が延長となりました。 |
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症例[2] 補綴矯正から矯正歯科治療へ移行した症例 |
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上顎の発達の良い、反対に下顎の小さな症例です。そのために上の歯が大きく前突しています。また、歯と顎の大きさの調和もとれていないために叢生も強く見られます。この症例の以前の治療は、前突している前歯の中に角度を変えた芯を立て、その上に冠を被せて前突感を解消する、一般的に補綴矯正と呼ばれているものでした。
歯周組織の状態、咬合、歯並びと横顔の関係を考慮し、新たに矯正歯科治療による方針を建て直して治療を行いました。
叢生を治すために上下左右4本の小臼歯の抜歯が必要です。さらに大きく前突している前歯部を後退させ、下顎に合わせて咬み合わせを作るために上顎の前歯を2本抜歯する治療方針を選択しました。 |
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- セファロ - |
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※治療結果には個人差があります。 |
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| 治療開始時年令 |
21歳 6カ月 |
| 抜歯部位 |
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| 予定治療期間 |
36カ月 |
| 治療期間 |
35カ月 |
| 治療結果 |
歯並びは改善し、整った機能的な口腔内となりました。治療後、側切歯は補綴処置により中切歯の形態へと修成が加えられました。上顎前突特有のオトガイの後退気味の側貌は、前突していた前歯と咬み合わせを整えることによって改善され美しい横顔となりました。 |
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