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当院の治療の考え方

歯の機能性と口元の美しさにどこまでもこだわった歯科矯正を

最大限の結果を出す治療計画を

歯科矯正は、矯正装置を使って歯を移動させ、配置をつくりかえる治療です。
歯の移動とともに歯をとりまく神経、血管、骨(歯槽骨)の形を少しずつ整えるため、治療期間には2~3年、装置を外した後に新しい歯並びが安定するまでの保定期間を含めるとトータルで5年ほどかかります。

歯科矯正クインの治療は、患者様にかけていただくこの貴重な時間の中で、最大限の結果が出るよう、綿密な治療計画を立てるところからスタートいたします。

1ミリ、1度単位の正確さが大切

では、歯科矯正における「最大限の結果」とはなんでしょう。
それは「歯の機能性」(歯並び・咬み合わせ)と「口元の美しさ」をともに確実に良い状態にすることです。

1ミリ、1度単位の正確さが大切

「歯のデコボコが解消されて食べ物が詰まりにくくなった」というだけでは、「最大限の結果」とは言えません。歯科矯正クインではこの「最大限の結果」を得るため、患者様のお顔のバランスまでしっかり計算に入れて治療プランを立ててまいります。
さらに、治療プランを実現するには、1ミリ・1度の単位で正確に、そして無駄なく歯に力を伝えることが要されるため、お一人お一人に対して完全オーダーメイドで矯正装置をしつらえて治療にあたります。

その実績は、当院の症例をご覧いただければと思います。どの症例写真も当院の患者様が掲載を快諾してくださったもので、歯科矯正で得られる喜びとともにシェアしていただければ幸いです。

歯科矯正はどんな年代の方でもスタートすることができます。お子さまの治療はもちろん、大人の方の治療についても、まずは当院までお気軽にご相談いただければ幸いです。

美しい横顔とハリウッドスマイルをあなたに

最大限の美しさを追い求めて

患者様が私たち矯正歯科を受診される動機には、

  • 歯並びが気になる
  • 歯や口元が出ている
  • 顎関節の問題

など実に様々なものがあり、私たちは患者様の抱える問題の一つ一つを確実に解決するために、どのような治療が最適なのかを慎重に考えて治療に当ります。

しかし、それだけにとどまらず、矯正歯科治療により得られる“美しさ”の追及をも行い、アドバイスを怠りません。それは矯正歯科治療を行うことにより変化する部分が、歯並びばかりでなく口元、横顔にまでも及び、その変化には目を見張る素晴らしいものがあると確信しているからなのです。

患者様の歯並びや顎の形態には個人差があり、様々な制約があるために、好きな形にゼロから作り替えることはできませんが、その限られた素材のなかで最大限の可能性を探り、歯と歯並び、顔との調和、機能を考えて、より良い状態に導いていくことを私たちの仕事とし、積極的に取り組んでいます。

矯正治療は、目的を掲げ、その目的に向かって歯並びを生体に合う形に作り替えていく医療です。
その内容の特殊性から、方針や結果がそれぞれの矯正家の考え方により大きく左右される医療と言われています。
私たちは、患者様にとって“一番大事なこと”とは何かを常に考え、矯正歯科治療を通して、心から人生をエンジョイして頂くために、知識・技術・経験・人間性を生かして治療を行っています。

このホームページを通して矯正歯科治療の素晴らしさ、可能性をご理解頂ければ幸いです。

当院の矯正治療例 <一部>

当院で矯正歯科治療を終えられた患者様を御紹介致しましょう。歯並びは整然と並び、口元はひきしまりました。以下の美しい横顔の写真をご覧ください。いかがですか?
美しさは、もとから患者様に備わっていたもの。この美しさを表に引きだすために、矯正治療はほんの少しだけお手伝いをしたに過ぎませんが、治療後の患者様の心からの笑顔は、毎度のことながら歯科矯正医としての心からの喜びです。

症例[1] 上下顎前突

患者様の症状:初診時年齢14歳。上下前歯が前突しており、口元が強く突出して見えます。特に下口唇が出ているようです。歯と顎の大きさの調和もとれていないために、わずかながら叢生(歯並びがでこぼこに並ぶ状態)も認められました。

治療方針
前突している歯並びを後退させ、口元の改善をはかる目標で抜歯を取り入れた治療を行いました。

治療前
上下顎前突 治療前

治療後
上下顎前突 治療後

上下顎前突 治療前

上下顎前突 治療後

上下顎前突 治療前

上下顎前突 治療後

※治療結果には個人差があります。

結果
上下前歯の前突感と叢生は改善され、下口唇も十分に後退して美しい横顔となりました。

  • 主訴:口元の突出、下唇が出ている
  • 診断名・症状:上下顎前突(特に下口唇の突出)、叢生
  • 治療開始時年齢:14歳
  • 治療に用いた主な装置:マルチブラケット装置(スタンダードエッジワイズ法による装置)
  • 抜歯部位:上下顎左右の第1小臼歯
    ※右下の第2小臼歯は乳歯晩期残存で未萌出でした。その後、萌出となりました。
  • 予定治療期間:30か月・治療期間:29か月
  • 治療費総額の目安(自費):約90~110万円(税込) <毎月のチェック料、保定観察料込>
  • 副作用・リスク:
    ・初めて矯正装置を着けた時や調整した後は、疼痛や圧迫感などを感じることがあります。
    ・歯並びや口腔周辺筋のバランスを整え、咬み合わせを改善するために、やむを得ず健康な歯を抜く場合があります。
    ・治療後、僅かに歯根吸収や歯を支えている歯槽骨の吸収、歯肉退縮が見られることがあります。
    ・治療中は歯磨きしにくい部分ができるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
    ・リテーナー(保定装置)を適切に使用しないと後戻りすることがあります。

症例[2] 反対咬合

患者様の症状:歯並びが気になり24歳のときに来院されました。下顎前歯の前突により、口元は下口唇が突出している反対咬合特有の形となっています。歯と顎の大きさの調和もとれていないために著しい叢生も見られます。

治療方針
この患者さんは、歯並びを整え、下の歯をできるだけ後退させ、良好な咬み合わせと美しい口元を作る方針で治療を行いました。

治療前
反対咬合 治療前

治療後
反対咬合 治療後

反対咬合 治療前

反対咬合 治療後

反対咬合 治療前

反対咬合 治療後

※治療結果には個人差があります。

結果
治療後、下顎前歯の前突および叢生は改善され、歯並びは整いました。そして突出していた下口唇もきれいに中に入り、美しい横顔となりました。

  • 主訴:歯並びが悪い
  • 診断名・症状:反対咬合、叢生
  • 治療開始時年齢:24歳
  • 治療に用いた主な装置:マルチブラケット装置(スタンダードエッジワイズ法による装置)
  • 抜歯部位:上下顎左右の第1小臼歯
  • 予定治療期間:24か月・治療期間:23か月
  • 治療費総額の目安(自費):約90~110万円(税込) <毎月のチェック料、保定観察料込>
  • 副作用・リスク:
    ・初めて矯正装置を着けた時や調整した後は、疼痛や圧迫感などを感じることがあります。
    ・歯並びや口腔周辺筋のバランスを整え、咬み合わせを改善するために、やむを得ず健康な歯を抜く場合があります。
    ・治療後、僅かに歯根吸収や歯を支えている歯槽骨の吸収、歯肉退縮が見られることがあります。
    ・治療中は歯磨きしにくい部分ができるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
    ・リテーナー(保定装置)を適切に使用しないと後戻りすることがあります。

症例[3] 上顎前突

患者様の症状:前歯が出ていることと歯並びが悪いことが気になり、22歳の時に来院されました。上顎の発達が良く、反対に小さい下顎をしています。顎と歯の大きさの調和もとれていないため、歯は並びきれずに叢生となって強く前方に突出しています。

治療方針
この患者さんは、上の歯をできるだけ後退させ、口元を整える方針で治療を行いました。

治療前
上顎前突 治療前

治療後
上顎前突 治療後

上顎前突 治療前

上顎前突 治療後

上顎前突 治療前

上顎前突 治療後

※治療結果には個人差があります。

結果
矯正治療後、歯並びは整い、良好な咬み合わせとなりました。前突していた前歯は十分後退し、口を閉じるために力の入れられていた口元はその緊張も解け、あまり存在感のなかったオトガイもでき、美しい横顔となりました。途中、齲蝕治療が必要となったため、治療期間が延長となりました。

  • 主訴:前歯の突出、歯並びが悪い
  • 診断名・症状:上顎前突、叢生
  • 治療開始時年齢:22歳
  • 治療に用いた主な装置:マルチブラケット装置(スタンダードエッジワイズ法による装置)
  • 抜歯部位:上顎左右の第1小臼歯・第2大臼歯、下顎右の第1小臼歯・左の第2小臼歯
  • 代用:上顎第3大臼歯(親知らず)
  • 予定治療期間:30か月・治療期間:33か月
  • 副作用・リスク:
    ・初めて矯正装置を着けた時や調整した後は、疼痛や圧迫感などを感じることがあります。
    ・歯並びや口腔周辺筋のバランスを整え、咬み合わせを改善するために、やむを得ず健康な歯を抜く場合があります。
    ・治療後、僅かに歯根吸収や歯を支えている歯槽骨の吸収、歯肉退縮が見られることがあります。
    ・治療中は歯磨きしにくい部分ができるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
    ・リテーナー(保定装置)を適切に使用しないと後戻りすることがあります。